2018年6月2日お昼のワイン会

2018年6月2日 お昼のワイン会

★榎本シェフのお料理

 

アミューズ・ブーシェ

鮎のコンフィ 焼き茄子のマリネとビーツのサラダ

“スペシャリテ” 釜揚げしらすのリゾット グラナパダーノチーズのクロッカンと

イトヨリダイのポワレ レモングラス香るオマールのソース

子鴨フィレ肉のロースト 南高梅のピューレと

鎌倉街道 ”七国峠のたまご”を使った自家製プリン

 

アメリカンチェリーの赤ワインコンポート アニスの香るアイスと

★6月2日のワイン

(1)Proyecto cu4tro CAVA
●生産地 スペイン カタルーニャ
●格付け CAVA
●生産者 Clos Mont-Blanc
●葡萄品種 マカブー40%、チャレッロ40%、
パレリャーダ15%、シャルドネ5%


(2)Castello D’Alba Douro 2016
●生産地 ポルトガル ドウロ
●格付け DO DOURO
●生産者 Vinhos Douro Superior S.A.
●葡萄品種 ラビガドなど


(3)Viña Esmeralda 2016
●生産地 スペイン カタルーニャ
●格付け
●生産者 TORRES
●葡萄品種 モスカテル、ゲヴェルツトラミネール


(4)Carchero 2014
●生産地 スペイン フミーリャ
●格付け D.O.フミーリャ
●生産者  Bodegas Carchero
●葡萄品種 モナストレル40%、シラー20%、
テンプラニーリョ30%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%


(5)Marqués de Riscal Tinto Reserva2012
●生産地 スペイン リオハ
●格付け DOC RIOJA  / RESERVA
●生産者 Marqués de Riscal
●葡萄品種 テンプラニーニョ、グラシアーノ、
マズエロ(カベルネ・ソーヴィニョンを使うことも)


(6)TAWNY PORTO
●生産地 ポルトガル アルト・ドウロ
●格付け DOC PORTO
●生産者 SANDEMAN
●葡萄品種 主要14品種、補助用15品種の品種。
ティンタ・ロリス、トゥリガ・フランカ、ティント・カンなど

 

★今月の一本

2Castello D’Alba Douro 2016

  • 生産地 ポルトガル ドウロ
  • 格付け DO DOURO
  • 生産者 Vinhos Douro Superior S.A.
  • 葡萄品種 ラビガドなど

  • コメント

非常にフレッシュでミネラル豊富なアロマ、標高の高いドウロに典型的な、花や柑橘系の果物を思わせる香りがあります。非常にフルーティな味わいです。

30年間契約している農家からの葡萄、100%ボデガが管理する5つのキンタ(果樹園)からの葡萄、4つの農協からの葡萄を使っています。畑の標高は平均550mです。ラビガドのような酸の高い品種や、その他の古樹の葡萄のブレンドから造られています。高樹齢の葡萄は収穫量が少なくなるのですが、より果実のフレイバーと酸のバランスが優れたワインになります。
●Vinhos Douro Superior S.A.

ヴィーニョス・ドウロ・スペリオルは、1999年に設立の新進気鋭のワイナリーです。オーナーは、ルイ・マデイラとジョアン・マトス。ルイは、世界最大のコルク会社でポルトガルを代表する企業であるアモリム社で働いていました。 ジョアンは、ポルトガル政府の農林水産省に勤務し、農家やワイン生産者をサポートする仕事をしていました。

二人とも大学で醸造学科を卒業したエノロジストです。

ルイの家族は、葡萄畑を所有していて、かつてはポート・ワインの生産者に葡萄を売っていましが、 近年、ポルトガル・ドウロ地方が品質の高いスティルワインで注目を集めるようになり、二人は、ドウロのワインに可能性を見出し、ワイン生産を始めました。

ワイナリーの開始から瞬く間に市場で評判となり、メディアでも高い評価を獲得、ポルトガル・ドウロ地方において注目される生産者のひとつです。

 

5Marqués de Riscal Tinto Reserva2012

  • 生産地 スペイン リオハ
  • 格付け DOC RIOJA / RESERVA
  • 生産者 Marqués de Riscal
  • 葡萄品種 テンプラニーニョ、グラシアーノ、
    マズエロ(カベルネ・ソーヴィニョンを使うことも)

  • コメント

長い樽熟成に加えて、さらに瓶熟成を経たリオハのレセルバ級ワイン。バニラフレーバーの香りが心地良く、味わいもエレガントで上品です。適度なタンニンが舌を満足させ、長い後味も魅力的です。

初めは熟した果実のフルーティな香り、次にオークやチーズ、スパイスなどの香りが感じられます。口に含むとなめらかでベルベットのようなタッチのやや長めのタンニンが口の奥の方で感じられます。酸味はとても心地よくバランスが取れた味わいで、タンニンが十分あり熟成に適しています。長い後味も魅力的です。

  • Marqués de Riscalマルケス・デ・リスカル

リオハ地方は、土壌、気候がワイン生産に適した地域として世界的に有名です。マルケス・デ・リスカル社は、1858年にリスカル侯爵によって、設立されました。侯爵はフランス産の葡萄の木を移植し、伝統的なリオハのワイン製造法も、フランスの製造法に改革しました。

1868年にフランス人技術者ジャン・ピノーを技術チームに招き入れて以来、リスカル社の赤ワインは、その品質の高さゆえ、広く市場に知られるようになり、1876年にはブリュッセル展示会で金メダル、1929年にはバルセロナ国際展示会でグランプリ賞と数えきれないほどの賞を獲得しています。マルケス・デ・リスカル社のセラーには、時のスペイン国王が選んだ国王専用のワインが常に保管されています。

ボトルにネットが掛かっているのは、20世紀初期「リスカル社のワイン空瓶に他社ワイナリーがワインを詰めて販売される」という事件が発生したためです。

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